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小市民

070517.jpg会社も設立から5年を迎え、スタッフも増え、事務所も拡張し、私もいっぱしの経営者になってきたのかな…なんて思う今日この頃。一方で、貧乏暮らしだった数年前のことが頭から離れないのか、行動の随所に「小市民ぶり」が顔を覗かせるのが、なんとも情けない。別に大企業の社長みたいな威厳と品格が欲しいとは言わないが、もうちょっと堂々としてもいいんじゃないか?と、自らに突っ込みを入れたくなる。

例えば外食にしても、一食1,000円を超えると、何となく申し訳ない気持ちになってしまう。これが飲み会になると、平気で数千円を払い、時には人に奢ってしまうのだから、別に「ケチ」というわけではない(と思う)。要は「こんな贅沢をしていいんだろうか…」という自問自答なのである。そんなわけで、一人で外食する時は松屋、はなまるうどん、バーミヤンなどの激安店に入るのが、私の行動パターンとなっている。

そういえば、マッサージにもつい最近まで行ったことがなかった。靴が汚れていても、靴磨きの店に入ることができない。こういうのを「小市民」というのだろうか。そういえば私の父も、大の吉野家好き。どうやら「小市民」は遺伝するらしい…。

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