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私は生まれてこのかた、洗剤を買ったことがない。「エッ!洗剤無しで洗濯しているの!?」と誤解を生みそうなので弁解しておくが、洗濯機に洗剤は入れる。「買ったことが無い」のは、いつも「貰っている」からである。
誰から貰っているかと言えば、新聞屋からである。私がとっているのは某大手A新聞だが、いつも契約の更新のたびに、洗剤を持ってきてくれる。いかにも安物の、環境に悪そうな洗剤だが、廃棄して粉石けんを買うというのも勿体無いので、使わせていただいている。そんなこんなで15年以上、一人暮らしを始めて以来、一度も洗剤を買わずにすんでいる。
ふと、同じように「洗剤を買ったことがない人」が、30人に1人くらいはいるんじゃないかと思った。もし、そうだとすると、洗剤の売上の30分の1ほどは、新聞社の恩恵によるものということになる。世の中の仕組みとは、何とも不思議なものである。
どうやら失くしてしまったらしい。一昨日から事務所や自宅のあちらこちらを探しているのだが、どこにも見つからない。社会人になってから初めての経験。ちょっとばかし落ち込んでいる…。
何を失くしたかといえば、手帳である。いつもジャケットの内ポケットに小型の黒手帳。たかが手帳じゃないかと言われそうだが、ショックを受けているのは、失くした「モノ」に対してではない。失くした「行為」に対してである。
幸いにして、主要なスケジュールは別に押さえてある。また、個人情報も私以外のものが書き込まれているわけではないので、その点の心配もない。だが、これが携帯電話や財布だったらと思うと、ぞっとしてしまう。
とあるタレントが、携帯電話にゆうに100個を超えるストラップを付けて、ジャラジャラさせているのをテレビで観て「バカじゃないか?」と思ったが、紛失対策という意味では理に適っているように思う。失くすくらいなら、いっそ見習ってみようか。
うちの事務所にはゴキブリが出る。…なんて書くと、ゴキブリ嫌いの人が来てくれなくなってしまいそうだが、とにもかくにも数匹はお住みになっていると予想される。昨年の夏は、小さなのを数匹、巨大なのを1匹、発見した。いずれも、ティッシュペーパーで「ガツッ!」と掴んで「ギュッ」と一握り。申しわけないが、成仏していただいた。
ところでウチの事務所、ゴキブリとこうして真っ向勝負を挑むのは、どうやら私一人のようである。寺井女史は大のゴキブリ嫌いで、発見と同時にフリーズしてしまい、戦闘不能状態に陥る。本間氏は、ゴキブリと同居することに何ら抵抗感がなく特段捕まえる必要はないと考えているらしい。井上に至っては「生き物が可哀想で殺せない」といった様子だ。
とにもかくにも、ゴキブリが事務所をウロウロしているような会社には、誰も足を運んでくれなくなるだろう。なので全面対決に挑む。まずは、定番の「ホウ酸ダンゴ」(写真)を購入。事務所のあちこちに配置した。ゴキブリvs佐藤の仁義無き戦い。皆さんもぜひご注目あれ。
つい最近テレビで見たのだが、秋葉原が大変なことになっている。自称アイドルと称した女の子が道の真ん中でポーズを取り、その周りにいい歳をした男たち取り囲み、大きなカメラでパシャパシャと写真を撮っている。撮る方の気持ちも分からなければ、撮られる方の気持ちも分からない。恥も外聞も無い。おい、どうなってるんだ日本は…なんて、ちょっと本気で心配になったりする。
…なんて批判的なことを書いた私だが、実は今から5年ほど前、今をときめく(?)メイドカフェに行ったことがある。誤解の無いように言っておくが、趣味や好みで行ったわけではない。当時、勤めていた先の女の子に誘われて、何も知らされずに連れて行かれた先が、メイドカフェだったのだ。とにかく中は異次元の世界。「ご主人様~」と呼ばれたのは、後にも先にもあの時だけ。そこに居たのは僅か30分くらいだったが、最後の方はもう半泣き状態だった。
どうでもいい話だが、「秋葉原」は以前、「アキハバラ」ではなく「アキバハラ」と読んだらしい。「アキバ」と呼ばれているのは、その名残だろうか。
自宅の書棚を整理していたら、懐かしい本が出てきた。立花隆氏の「エコロジー的思考のすすめ」。「思考の技術」と副題が冠せられている。
この本を読んだのは、確か学生時代だったんじゃないかと記憶している。大学1年生のときに「脳死」を読み、すっかり立花氏の信者になってしまった私は、その後自然科学系の本を中心に、同氏の著書を読みまくった。そんな中でも、この「エコロジー的思考のすすめ」は、印象に残る一冊であった。
「エコロジー」といっても環境の話ではない。政治家や経済学者、経営者、音楽家など、社会のあらゆる職業について、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉のごとく、物事の連鎖を読み解き、先の一手を打つ生態学的思考(エコロジカルな考え方)が必要というのが、本書に込められたメッセージである。
そういえば「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉のからくり(風が吹く⇒砂ぼこりが舞う⇒視力を失う人が増える⇒三味線の流しが増える⇒三味線づくりのために猫皮が必要⇒猫が捕獲されて数が減る⇒ネズミが増える⇒木の桶がかじられる⇒桶屋が儲かる)を理解したのは、本書が最初であった。ちょっと古い本だが、今の実生活に役立つ知恵が集約されている。興味ある人はぜひ読んでみてほしい。
久々にHPのアクセス解析を覗いてみたら、思ったよりもアクセス数が伸びていて驚いた。ここ1-2ヵ月は多忙な毎日が続いてブログの更新も遅れがちだったし、内容的にも面白いと思えるような自信作が少なかっただけに、アクセス数の大幅アップは実に意外だった。でも、よくよく考えてみたら、ブログの面白さとアクセス数は無関係なのかもしれない。単に記事の数が増え、キーワード検索にひっかかりやすくなっただけ、という可能性もある。
ただ、これだけアクセス数が上がってくると、この場が一つの暴力装置にもなるなと、ふと感じてしまった。例えば、誹謗中傷に至らないレベルでも、個人に関する何かしらのエピソードをここに載せることでそれが一人歩きし、その人の人格を傷つけてしまう可能性もある。それだけに、慎重に綴らねばとも思う。だが、慎重になりすぎてはつまらない。その辺がなかなか難しいところである。
一方で、私の個人情報は「漏れまくり」だなと思った。幸い、自宅の住所や電話番号は分からないが、それ以外の過去のこと、好きな食べ物、映画、作家等などは、すべてブログに記録されているといって過言ではない。まあ、有名人でも金持ちでもない私1人の個人情報を知ったところで、何の得にもならないとは思うが…。