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美的感覚

070516.jpg先日、先輩の中沢氏から招き猫をいただいた話をブログに書いたところ、ご当人から「もう一つ候補があった」とのコメントが書き込まれていた。「Mixi」にその「もう一つ」について説明があるとのことで、早速行ってみたところ、そのことについて書かれた記事があった。写真がその選ばれなかった招き猫なのだが、目玉オヤジと招き猫が合体したような、なんとも不思議な佇まいである。

個人的には「かわいい!」と思ったのだが、書き込まれたコメントを見る限り、あまり評判はよろしくないようである。「魔よけになるのでは」「オレなら要らん」といった書き込みが並び、ポジティブなコメントは見当たらない。隣席の澤田に「コレ、かわいくない?」と聞いてみたのだが、答えはやはり「No」。どうやら、世間的には「かわいくない」ものらしい。

美的感覚の違いなんだろうか。そういえば以前、「オマエは面食いじゃないな」と言われたことがあるが、自分ではけっこう面食いな方だと思っている。ただ、「好み」が少々、万人のストライクゾーンから外れているのかも知れない。目玉の招き猫を見て、ふとそんなことを思ってしまった。

comments

招き猫ぐらい、ある意味なんでもいいですが、書籍類の表紙とか、デザイン関係の選択って、結局はクライアントの感覚的好みに左右されますよね・・・・
社長ならそういう面でも、クライアントに予想と違う反応をされ、苦労したことがあるのでは?

招き猫男さん、お察しの通りありますよ(笑)。直接のクライアントさんではないのですが、もっと「もっと爽やかに」とか抽象的な指示を受けると、こちらもデザイナーにどう伝えればよいのか、確かに考えてしまいます。
でも、そこを相手の懐に入っていって、相手の抱く曖昧なイメージを具体化してあげるのが、私の仕事なんだと思います。