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先週の後半、急激に気温が上がったことから、目を覚ましたかのように桜が開花した。その咲き方は、まるで人を驚かせようとしたかのように、何の前触れもなかった。毎年、桜が咲くと春の到来を感じ、ちょっと感慨深い思いがするのだが、今年は心の準備ができていなかったせいか、今ひとつ春なのだという実感がわいてこない。
←飛鳥山公園の桜
少しは春らしい感傷に浸りたいと思い、土曜日の昼、家の近くにある桜の名所・飛鳥山公園へと出向いた。だが、例年のことだが、ここの桜は今ひとつといった感じ。園内が花見客だらけで、酔っ払いの奇声があちこちから聞こえてくるせいなのか、それともロケーション的に好みではないからなのか、理由はよく分からないが、今年も足を運んだことに後悔をしてしまった。そもそも花見は「花より団子」が基本。私みたいに、桜をじっくり鑑賞したいと思う人は、休日の飛鳥山公園なんかには行かない方が懸命なんだろう。
今日はそんな不完全燃焼な思いに悶々としていたのだが、午後から雨が上がったこともあり、どうにも我慢が利かなくなってしまった。このままでは仕事にならん!ということで、仕事をサボって、東京で一番好きな桜を観に行くことに。出向いた先は青山墓地。西麻布へ通じる道の「桜のトンネル」が大のお気に入りで、例年欠かさず観に行っているのだ。
実際に行って見ると、昨日からの雨で少々花びらが散ってしまってはいるが、その美しさはやはり素晴らしい。きっと、奥行きのあるロケーションが、桜の妖艶さを引き立てているんだろう。やっぱり桜はこうでないと!!
←青山墓地の桜
「特色ある学校づくり」の取材でお世話になっているライターの近藤さんが、少年写真新聞社と共に手がけてきた書籍『発達障害 はじめの一歩』が発刊されました。本書は、いわゆる学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、アスペルガー症候群など「発達障害」と呼ばれる子どもたちの「症状」や「ケア」などについて、発達障害の子どもをもつ親や学校の先生を対象に、イラストや図表などを用いて分かりやすく解説した入門書です。
出版社の方に怒られそうですが、チラリと中身もご紹介しますと、このようにかなりやさしく、分かりやすく解説されています。これならば、「特別支援教育」とか「発達障害」という言葉を聞いたことがない人でも、読んでみようという気になると思います。また、発達障害をもつ子どもへの接し方やケアで困っている人にとっては、すぐに実践できるヒントが満載で、とても実用的です。興味がある方は、ぜひ手にとって見てください。
書籍というのは、パラパラとめくってみただけで、作り手の本気度が伝わってくるものですが、本書は近藤さんや編集者の方々の「熱き思い」がひしひしと伝わってきました。同じ本作りの担い手としても、いい刺激になります。私もそんな刺激を人に与えられるような、いい本を作りたいなと思った次第です。
本当に久々に、「未執筆」の原稿が手元から無くなった。正確に言えば、10月に発行予定の単行本の原稿が残っているのだが、これは長期プロジェクトなのでこれは別扱いとして、短期的に「取材はすんだけどまだ書いていない」原稿がはけたのは、いつ以来だろうか。そんなこんなで、今週末は比較的ゆっくりできそうである。
といっても、そんな悠長なことを言っていられるのも、恐らく今週だけであろう。来週には「CUE」も次号が動き出し、映像制作の仕事も本格化する。漢検やJAPETの仕事などもある。4月には先述した単行本の執筆も本腰を入れねばならない。
今年はここまで、大よそ月2日ほどのペースで休むことができているせいか、頗る体調がいい。でも、これからがいよいよ正念場。今は「嵐の前の静けさ」といったところで、これから来る暴風雨に立ち向かう体力を養わねば…。
今日は澤田ともに中野で取材を終えた後、昼食をとり、その後ぶらりと近くにある中野ブロードウェイに立ち寄ることにした。ここに来たのはほぼ10年ぶりくらいで、多分2回目だと思う。とはいえ、前回は1階前をスルーしただけだったと思うので、2階以上に立ち寄るのは今回が初めてのことだった。
中野在住の澤田に案内されるがまま、店内をウロウロしてみたのだが…噂に違わぬマニアックさである。見たこともないようなフィギュアが置いてある店、ちょっとエログロな本屋、コスプレグッズの店、メイド喫茶…。普段、めったにお目にかかれないようなヘンテコアイテムが次々と目に飛び込んでくる。世の中は広いといいうか、人間の可能性は無限大というか…
そんなことを考えていたら、自動車のミニカーやプラモデルの店を発見!おお、昔懐かしいタミヤの乗用車や戦車、F1マシーンの模型などが置いてあるではないか!おお、こっちには幼少期にこよなく愛したスーパーカーのミニカーが!…という感じで、数分の間、童心にかえって夢中になってしまった。こんな私もはたから見れば十分にマニアックなんだろうな…。
兄がマンションを購入し、先週無事に引越しを終えたこともあって、今日は仕事を途中で抜けて引越し祝いを持って行くことにした。そのマンションとは豊洲にそびえ立つ超高層タワー。兄宅はその25階。高所恐怖症の私にはとても住めない物件だが、さすがに眺望は絶景だった。兄によると「うちは北側だけど、東京湾とレインボウブリッジが見える南側は、同じ間取りでも1千万円くらい高いんだよ」とのこと。うーん、世の中ってよく分からない…。
兄夫婦には4歳になる長男が一人いるのだが、彼とはほぼ1年ぶりの再会であった。驚かされたのは、その変貌ぶりである。1年前は、兄や兄嫁の後ろに隠れて、まるで私に寄り付いてくれなかったのが、信じられないほど人懐っこい性格に変わっていたのだ。子ども好きの私にはそれが嬉しくて、兄夫婦そっちのけで彼と遊び呆けてしまった。
兄によると、幼稚園に行ってから、驚くほどに人見知りがなおったのだという。子どもというのは、環境が変わればこれだけ変わるものなのか…。子どもを育てたことのない私は、その変貌ぶりにただ感心させられるばかりだった。きっと自分も、昔はそんな柔軟性を持ち合わせた存在だったんだろうな…。すっかりフレキシブルさを失ってしまった自分を省みて、ちょっと寂しくなってしまった。
先日から新規の仕事が次々と舞い込んで来ていて、今年の夏くらいは結構大変になりそうな…と思っていた矢先、これとは別に一つレギュラーの仕事が終わりを迎えることになった。残念ではあるが、クライアント側の体制変更に伴うものであるから仕方がない。ここ数年はちょっと働きすぎな嫌いもあるので、きっと神様が「休め」と言っているのかもしれない。
過去7年を振り返っても「終わりを迎えた仕事」はいくつもある。月刊誌『学校経営』、季刊誌『教育とパソコン』などは、初期のコンテクストの屋台骨を支えてくれた仕事だったが、いずれも会社創立から約2年ほどで休刊となった。これと入れ替わるように『特色ある学校づくり』やIAUDの仕事がスタートし、会社は軌道に乗っていった。その後も「来る仕事」があれば「去る仕事」もあり。そんな中、トータルで見れば仕事量は一貫して増え続けている。
レギュラーの仕事は、会社を回していく上での経済的ベースとなるため、今回その一つを失ったことについては、本来ならもっと危機感を覚える必要があるのかもしれない。だが、強がりでも何でもなく、自分の中に焦りは微塵もない。手の内に暖めているアイデアは山のようにある。次の一手に打って出ればよい。ただそれだけのことだろう。