2006年09月29日

060929.jpg「年収600万円」と聞くと、皆さんはどう感じるだろうか。「高い」とか「低い」とか「妥当」とか、年齢や仕事によって答えは分かれるだろうが、例えば私くらいの年齢(30代半ば)で年収が600万円だとすれば、「さほど悪くない数字」というのが、一般的な見方に違いない。だが、同じ「600万円」でも、サラリーマンとフリーランス(自営業)とでは、雲泥の差がある。

サラリーマンには、実にさまざまな優遇措置がある。例えば、厚生年金や労働保険などは、半額を会社が負担してくれる。大きい企業だと、残業手当や通勤手当、出張手当なども出る。保養施設を格安に使えたり、低料金の社食を使えたり、格安の社宅に住めたりもする。失業したら失業給付金が至急され、仕事中に怪我をしたら、全額を労災が負担してくれる。

一方、フリーランスは、こうした恩恵を何一つ受けることができない。65歳になってもらえるのは、スズメの涙ほどの国民年金のみ。仕事で仕様する消耗品、光熱費なども、すべて自己負担。名刺や手帳等の必需品も、自分の財布から出さなければならない。

思うに、サラリーマンの「年収600万円」は、フリーランスだと大よそ「800万円」くらいに該当するのではないか。フリーランスの年収を聞いて「儲けてるなぁ…」なんて安易に言う人がいるが、2~3割は割り引いて考える必要がある点を強調しておきたい。

2006年09月28日

060928.jpg本日、『ミニドラマで学ぶコンプライアンス』(第一法規)のCD-ROMが完成しました。約1年がかりで、総勢30人以上もの人が関わった超がつくほどの大作。コンテクスト始まって以来の大掛かりなプロジェクトが無事に着陸し、ひとまずは責任が果たせたとの思いでほっとしております。昨晩は、自宅で一人祝杯をあげて、感慨深い思いに浸っておりました。

本プロジェクトの立ち上げまでを仕切ってくださった第一法規の狩野さん、脚本制作のみならず実質的な監督的役割を担ってくださった富士ゼロックスの笹本さん、キャスト・エキストラ・カメラクルーの面々、そして心血注いで本作の編集を担ってくれた映像ディレクターの荒井・本間両氏には、感謝しきれないくらい感謝しております。

また、我々が仕事をしやすい環境を整えてくださった第一法規の方々にも、心より御礼申し上げます。随所で我々スタッフに配慮を示していただき、疑問・照会に対するレスポンスも迅速で、これまでにないほどに仕事がしやすく、制作に没頭できました。第一法規の新たなる活力を強く感じたしだいです。

商品の内容は、以下からご覧になれます。
http://www.lalalaw.jp/compliance/mini/index.html

上記Web左側のフレームからサンプル版の動画(1本だけですが…)も観られるので、よろしければ是非ご感想をください!

2006年09月26日

060926.jpgここ数日間、おびただしい数のスパムメールが私の元に届いている。以前からスパムメールには悩まされ続けているのだが、ここ数日は「i・ Dl」「シc x」「。エ ヤ」など意味不明のタイトルがついたメールが目立つ。一体、どこの誰が、どうやってアドレスを入手して送りつけているのか…。

内容はすべて、「出会い系」のものばかり。「女子校生と遊びませんか」「人妻紹介します」とかいった類のものがほとんどで、紹介するのがはばかられるくらい下品なものもある。私の場合、自宅の個人アドレス、会社の個人アドレス、会社の問い合わせアドレスの3つをほぼ会社のパソコン1台で管理しているため、朝会社に着いてメールを開くと、いつも何十通にも上るスパムメールが届いている。

こうして届いたスパムメールは、開封することもなく削除するのだが、削除作業をしているうちに、うっかり大切なメールを捨ててしまうことにならないか、いつも冷や冷やしている。かと言って、メールアドレスを変えるわけにもいかない。どうにかならないものだろうか…。

2006年09月25日

060925.jpg“癒し系”なるものが流行り始めたのはいつの頃だったかは忘れたが、うちの事務所にもいくつかそんな感じのグッズがある。例えば、昔の先輩がくれた招き猫、ライターさんがくれたカエルのシール、シロクマの壁紙等々さまざまなのだが、そんな癒しグッズの一つとして、クマのぬいぐるみが置いてある。

写真がそれなのだが、見ての通り、クマにしては形が歪…というか、どこか柔らかさがなく、ぎこちない。実はこれ、ボタンのついた1枚の布を折ながら作られたもので、布の折り方・とめ方を変えると、アヒルになったり、カメになったり、恐竜になったりする。言ってみれば、子ども向けの創造力を育むためのおもちゃなのだが、これがなかなか面白い。とあるCafeでデモ販売していたものだが、年甲斐も無く購入してしまった。

一枚の布でできたクマにしては、なかなか上出来…と思うのだが、残念ながらこのクマくんを事務所のメンバーは、あまり可愛がってくれない。仕方が無いので、たまに私が話しかけたりしているのだが、周囲からは少々引かれてしまっている…。

2006年09月22日

060922.jpg思想信条に関することは、あまりブログに書かないことにしていたが、どうしても我慢ができず書かせてもらうことにする。「日の丸・君が代強制は違法」として教職員らが都を相手に起こした訴訟の地裁判決があった。原告側のほぼ全面的勝訴。ここ最近の裁判の潮流からみても画期的な判決と言える。

私自身、「愛国心」という言葉は嫌いではない。人間には誰にも帰属意識というものがあり、それは家族だったり、友人仲間だったり、学校だったり、町だったりする。その延長線上で、愛国心が芽生えるのはごく自然の成り行きで、五輪やW杯の熱狂もそうした郷土愛があるからこそ、盛り上がる。

だが、国が旗振りをはじめると、それは途端に胡散臭いものとなる。例えて言えば、レストランで「好きなものをお選びください」とメニューが渡されているのに、「これがオススメですよ。これが美味しいですよ」とウエイターに言われているような感じ。「何か裏があるのでは…」と勘ぐってしまう。

必要なのは、力で行使して「食べろ」と言うより、「食べたい」と自然発生的に思わせることではないのか。そして、「食べたくない」という人間がいるのなら、それはそれで認める懐の深さがあっても良いのではないか。「思想信条の自由」「不当な支配」なんて、普段全く意識をしない言葉を強く意識してしまった。

2006年09月21日

060921.jpg先日、会社に出かけようとしていたら、玄関のチャイムが鳴った。インターフォンに出てみると「火災報知器の点検です。よろしければ、室内に入らせてください」とのこと。そんな話聞いていなかったのに…と思いつつ、玄関を開けると、作業服を着た年配の方が、点検用の器具を片手に立っていた。

「部屋の中、散らかってますけど、よろしいですか?」と私が聞くと、点検員の方は「ええ。ぜんぜん気になさらないでください」と言って、室内に入ってきた。ここ最近、掃除機をかけていないだけあって、部屋の中は塵ゴミだらけ。加えて、衣類も幾つか散乱している。ちょっと恥ずかしくなってくるくらいに汚い。

点検員の方が、帰り際に「ぜんぜん、キレイじゃないですか」と言ってくれた。社交辞令かと思ったのだが、その方の話によると、腰くらいの高さまでゴミが積もっていて、部屋に入るのもままならないことが最近では珍しくないのだとか。世の中全体がだらしなくなっているのか、あるいは歪んだ病理が進行しているのか。何となく暗澹たる気持ちになってしまった。