2009年03月
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上毛電鉄

070301.jpg前橋出張では、北千住から特急「りょうもう」に乗って赤城へ。そこから「上毛電鉄」で大胡に向かったのだが、この「上毛電鉄」がちょっとしたカルチャーショックであった。

まずは乗り換え。「りょうもう」の赤城駅到着が数分遅れ、乗換えがギリギリになってしまったのだが、小走りでホームへ向かうと、向こう側から女性の車掌さんが「乗りますか~」と叫んでいる。こちらも「乗りま~す」と叫び返す。田舎のバスじゃあるまいし…と思いつつ、上毛電鉄の車両へとダッシュ。私たちの乗車を待って同時に、電車は発車した。

次は電車内。ふと2両編成の後部車両を見ると、なんと車内に自転車を持ちこんでいる人がいる。「げっ、こりゃマズイだろ…」と思ったら、次の駅でもう一台が乗ってきた。いったいどうなっているのやら…と車両のドアを見ると、「自転車をお持ちの方は後部車両に」と書かれている。どうやら自転車の持込は公認されているらしい。おそらく自転車→電車→自転車で通う人が多いのだろう。なかなか粋な配慮だな…と思いつつ、この電車は満員になったりしないのか?と、上毛電鉄の経営状況を心配してしまった。

最後は切符。カルチャーショックといえば大げさだが、まだ裏が白色の自動改札に対応していない切符であった。駅員さんがハサミ(名称不明)でパチン。もう10年以上遠ざかった感覚に強烈な懐かしさを覚えた。きっと今どきの子どもが見たら、その行為(ハサミでパチン)に「?」と目を丸くするに違いない。