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「CS」と聞いて何を思う

080304.jpg最近、新聞や雑誌を読んでいて「アルファベットの略称」が出てくる頻度がやたら高くなっているような気がする。「CSR」や「UD」、「ISO」などの言葉は、私の仕事ともかかわりの深い略称だが、おそらく世間に登場してからまだ10年も経っていないであろう。学校教育分野に目を向けても、最近では「ICT」や「ADHD」、「ALT」などの言葉が、ごく日常的に使われるようになった。

だが、略称が増えすぎた関係で、少なからず“ダブり”も出てきている。例えば「CS」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるであろうか。私の場合、「衛星放送(communications satellite)」を真っ先に思い浮かべるが、ビジネスマンなら「顧客満足(Customer Satisfaction)」かもしれないし、野球好きの人なら「クライマックス・シリーズ」かもしれない。グラフィックデザイナーなら、Adobeのソフト「Creative Suite」という人だっているだろう。これだけ重複すると、例えば「CSが廃止!」という見出しに、皆が共通イメージを持つことができない状況が生まれてしまう。

ところで、先日参加した「プラスワン塾」で、講師の先生が「KKD」という略称を紹介していた。「勘」と「経験」と「度胸」だけで授業する教師のことを指すのだとか…。もちろん、一部の先生がジョーク交じりに使っているローカルな略称ではあるが、かつて流行った「MK5」や「超MM」、昨年流行語となった「KY」よりはセンスがあるように思うのは、私だけだろうか。

※写真は我が事務所にあるAdobeのソフト「Creative Suite3」。20万円をゆうに超す代物です。

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