愛人

061206.jpg先日、ロケを終えて帰る途中、携帯にメールが入った。仕事仲間からのメールであったが、私が真剣な顔でそのメールを読んでいると、同行していたディレクターの荒井氏が「愛人ですか?」と、冗談半分に問いかけてきた。私は「違いますよ。ライターさんです」と返したが、「愛人」という独特の響きに、わけもなく笑ってしまった。

そういえば今から3~4年前、川崎市の小学校の先生が、漢字の書き取りテストに「夫の“あいじん”」と出題し、保護者から抗議を受けたというニュースがあった。「愛情」とすればよかったのだが、4年生では「情」の字はまだ教えていなかったらしい。30代の女性教諭だったそうだが、お母さん方から猛烈なバッシングを食らった姿を想像すると、少々気の毒な思いもしてくる。

どうでも良い話だが、メールを読む私に向かって「愛人ですか?」とは、ヘンな話である。聞くんなら「恋人ですか?」が適切な表現ではないか。だって、私は独身なんだから…。

comments

「恋人」という言葉も、今では使わないと思います。使っているのは「白い恋人」ぐらいでしょう。
現代は「カノジョ?(ちょっと語尾が上がる)」でしょうか。
次回からもう少しまともな突っ込みを入れさせていただきます。

荒井氏さん、丁寧な突っ込みどうも。確かに「恋人」という言葉は日常会話じゃ出てこないですね。小説ならありでしょうが。
どうでもいいですが、うちの事務所の玄関のドアにイタズラで判子を押したのは荒井さん?
ちょっと話題になってます。