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今日、神保町を歩いていたら、あるお店の店頭にニンテンドーDSのソフトがずらりと並んでいた。そのうちの一つ、前からやってみたいと思っていたゲームがあったので購入するか否か、しばし考え込んだ。価格は約5000円。財布には2万円ほど入っているので、現金で買えない価格ではない。
でも、こんな娯楽に5千円ものお金を投じてよいものだろうか・・・いい年してDSのソフトなんか・・・と、自問自答。ええい、たまには遊んだっていいじゃないか!どうせ忙しくて遊べるのは電車の中くらいなんだから!と、一念発起購入を決意。たかが5千円、されど5千円。財布の中から出すとき、なぜかドキドキしてしまった。
自分は普段、ケチな方ではないと思う。必要な機材等には躊躇することなく数十万円もの費用を投じるし、支払う稿料や制作費だって、一般的なプロダクションよりはちゃんとしている方だと思う。
仲間内の飲み会では「今日は俺のおごりだ~!」とドカンと3~4万円ものお金を出してしまうこともあるし、両親が上京すれば必ず高級なホテルと食事を用意してあげる。
なのに、たかが5千円でドキドキするのはいったい何故なんだろう・・・。ちょっと思い悩んでしまった。
おそらく「自分のため」だけにお金を使うとき、「そんな贅沢をしていいのか!」という意味不明の強迫観念が沸いてくるのだろう。思えば夕食代も、人と一緒なら数千円も平気なのに、一人だと千円を超えると申し訳ない気持ちになる。
数年前の貧乏暮らしが「贅沢は敵だ!」という戦中思想を自分の中に植え付けてしまったのだろうか。情けない・・・。(泣~)