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少しずつですが、状況が好転し始めました。
ここ1~2週間ほど、思うようにことが運ばず、イライラの募る毎日だったのですが、風向きが少し変わったというか、私の周囲を囲む空気も柔らかいものに変わり始めました。まあ、受け取る側の私の問題もあるのでしょうが。
話は変わりますが、長らくコンテクストの映像部門を支えてくれた本間さんが、奥さんの麻穂ちゃんが所属する「劇団・どくんご」と共に、終わりなき旅にでます。
終わりなき旅。
歌のタイトルみたく聞こえるだけで、私には実感が持てません。
期限を定めずに、芝居ができる限り、全国を回り続ける。そんな無茶な話が、この現代社会においてありえるのでしょうか。
私のような凡人には、到底理解できませんし、納得もできません。
ここ数年、仕事面でも精神面でも、彼の支えで何とか生きてこられた私にとっては、大いなる痛手であり、立ち直るまで少々の時間が必要となりそうです。
ただ、私にそれを止める権利はありませんし、むしろ背中を押すべきだと考えています。これまで、よくぞ我慢してウチの煩雑な仕事に付き合ってくれたと、感謝しています。彼らしく一度自由に羽ばたいて、そしてまた戻ってきてくれればいいなと思っています。それが数ヵ月後なのか、数年後なのか、数十年後なのかは誰にも分かりません。
昨日、事務所にはラジオからミスチルの歌が流れ続けていました。しつこいほどに、悲しくなるほどに、その音は事務所中に響きわたっていました。
「もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅」
それは私自身にとっての旅の始まりでもあります。