心技体

060329.jpgここ最近、心と身体のバランスが今ひとつ取れていないように思う。いろんな仕事が同時に動いていて忙しいから…という見方もできるが、忙しいのは今に始まったことではないし、なぜにこんな状態が続いているのか、自分でもよく分からない。はっきりしているのは、それが他人によってもたらされたものではなく、自分自身の中から生じてきたものだということである。

当然のことながら、心と体のバランスが取れていないと、良い文章はかけない。それどころか、会議でのやり取り、電話でのコミュニケーション等も思うようにいかず、それが結果として周囲に悪い影響を及ぼしたり、人に面倒をかけたりもする。ある意味で、非常に迷惑な話でもある。

今から10年近く前、スキー場で私の義兄が「急斜面のコブを滑るときは、心技体がすべて整っていないとうまく行かない」と言っていた。ちょっと大げさかもしれないが、文章を書くのも同じ。今の自分は、そんな悪循環の輪にはまってしまっているのかも知れない。

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comments

はじめまして。こんにちは。
 私は北海道の僻地で高校教諭をしています。部活動の時に「心技体」について話そうと思い、検索していた所佐藤さん(社長さんとお呼びしたほうがいいですか?)のブログに来ました。
 私もスキーをたしなみますので、お義兄さんのいわれる事に同感です。
 なぜ心技体について話そうかと思ったかと言いますと、最近のごく一部の生徒が授業中に注意されると「うるせー」と言ったり、ひどいのになると廊下で後ろから「死ね」なんて言ってくるからです。教師になって11年になりますが、今までそんな生徒を見たことがなかったので本当にびっくりしました。しかも体育系の部活をしている生徒なのです。これは一体何なのだろう?部活動は「心技体」を鍛える所だったのではないか・・・色々考えた末に自分の持っている部活動の生徒にはこの事を話そうと決めました。
 おもしろそうなブログですのでまた来ます。(本当は寝ていなくてはいけない時間ですが、色々考えていて寝付かれなくなったので・・・。)
 私もブログを持っていますが、職業とは全く関係ない国際結婚にまつわる小話です。お時間があればご覧ください。

はじめまして。しずかさん、ブログ読んでくださってありがとうございます。書き込みも感謝です。
私は教育関連本(主として先生向けの本)をメインに手がけているだけに、学校の先生からの書き込み、大変嬉しく思います。
最近、子どもたちが変化してきていることは、取材先の先生からも数多く聞きます。でも、それ以上に変わってきているのが、親であると多くの先生方が話します。
学校の先生は本当に大変ですよね。いつも頭が下がります。
今後はもっと教育ネタを増やしていきたいと考えているので、お時間があれば是非覗いてみてください。
しずかさんのブログも、拝見します。では!


お返事ありがとうございます。
教師は大変な事もありますが、生徒に手をかければその分だけの成長を見られる素晴らしい職業だと思っています。(手をかけられたくない生徒もいますがね)
 著作も近いうちに読ませていただきます。
それにしてもプロのライターの方は文章がきれるので、こんなコメントを書く時でも緊張します。

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