2007年04月12日

070412.jpg「人間、独りでは生きていけない」という言葉がある。一方で、「人間は結局は独りで生きていかねばならない」という言葉もある。どちらも“格言”というわけではないが、象徴的な言葉として、よく使われるフレーズである。

「どちらの言葉が好き?」と他人に聞くと、回答はその人々によって異なる。「独りでは生きれない」と答えそうな人が「結局は独り」と答えたり、その逆であったりするケースが多く、興味深い。もちろん、二つの言葉のいずれかで括れるほど、人間社会は単純明快ではないが、このシンプルな問いに対する回答は、その人の人生観の一面を捉えているように思う。

人が好きか嫌いか、孤独を愛するか否か、多弁か寡黙か、などによって、回答は異なってくるであろう。その人の置かれている境遇、歩んできた人生などにも左右されるに違いない。

どちらが「真」でどちらが「偽」かという話ではない。答えはその時々によっても異なってくる。私自身がそうであるように。