税務調査

060327.jpg今日、うちの会社に初めて税務調査が入った。「税務調査」なんて聞くと、警察のガサ入れのごとく調査員がゾロゾロとやってきて、社内の書類を手当たり次第調べはじめる…なんてイメージを持つ人がいるかもしれない。だが、実態はまったく違っていて、調査員として来られたのはたった1人。調査もいたって紳士的で、面接をしながら提出を求められたものだけを見せる、といった形式であった。

だが、とにかく時間が長かった。朝の10時からスタートして、終了したのが夕方の4時過ぎ。その間、昼食休みを挟んだものの、ほぼぶっ通しで調査員の方との一問一答を繰り返した。
「この売上の数字の根拠は?」
「この支払は何の書名の原価?」
そんな質問に一つひとつ回答していくのだが、これが何時間も続くと結構キツイ。別段、やましいことをしているわけではないので、ただ正直に答えていくだけなのだが、さすがに最後の方はげんなりしてしまった。

特に問題があっての調査というわけではなく、5期目の節目を迎えての定期的な調査ということで、調査は滞りなく終了し、大きな問題等もなかった。ただ一つだけ注意されたのは「支払先からはちゃんと請求書等をもらってください」とのこと。そうしないと、原価の出所が分からず、法人税や消費税の税額計算に影響を及ぼすとのことであった。

ライターやデザイナーへの支払に関しては、これまで業務が完了したら当方から自主的に支払うことを原則としていたため、特に請求書の提出を求めなかった。だが、税務署から指導を受けたからには、改善しないわけにはいかない。

…ということで、今後はそのような形にしたいと思いますので、皆さん、面倒とは思いますが、ご協力よろしくお願いします。

comments

それはそれはお疲れさまでした!年度末の忙しいときに1日掛かりとは大変!!!請求書は問題ないですよ〜。

sumiさん、税務調査はジェットコースターに乗るくらい疲れます(笑)。請求書、今度からよろしくお願いします。