架空請求

051129_2349~01.jpgついさっき、聞いたこともない会社から電話があった。「アナタが携帯から登録した会員登録料が未払いになっている。すぐにお支払いただかないと、延滞料金がさらに増える」とのこと。どうやら、今をときめく「架空請求」というものらしい。

「そんな事実は全く身に覚えが無い」と否定すると「ならば債権回収業者に引き継ぐことになる。場合によっては裁判になるが、それでもいいのか」と言ってくる。いい加減腹が立ったので「どうぞご自由に。証拠があるのならば見せてください」と言い返すと、プツリと電話が切れた。非常に気分が悪い。

そういえば、3年くらい前にも同じようなことがあった。
あの時は、電話でなくハガキで「アナタが会員登録されたツーショットダイヤル『バナナクラブ』の登録料の支払が確認できません。大至急下記口座まで、以下の金額をお支払ください」と書かれてあり、金額は6~7万円くらいだったと記憶している。「ツーショットダイヤル」の意味すら分からなかった私は、とりあえず消費者センターに電話をして事の顛末を話した。すると、向こうも「ああ、『バナナクラブ』ですか」と、「お得意さん」といった様子だった。

それにしても、ここ何年間も新聞やテレビで「架空請求」が取り上げられ、懲りずに同じ手口を使っているヤツがいるのは、やはり引っ掛かる人がいるからなんだろう。そういえば、私の周辺にも人を疑うことを知らない、いかにも「引っ掛かりそうな」お人よしがいる。でも、性格的には私はそういう人が大好きで、その人みたいになりたいと切に思っていたりする。
うーん、何だかもの凄く腹が立ってきた……。

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comments

確かにそうですね。自分からすると、なんでこんなのに引っ掛かるんだろう?って思うんですけど、かなり多くの人が被害にあってますよね。

でも、人を疑うことを知らないお人好しが世の中にたくさんいると思うと、ちょっと救われる気がします。…って全然論点がずれてますね、すいません(^_^;)

sumiさん、コメントどうもです。どこか今の世の中は「性善説」に則って生きることを許さない風潮があるようで、遣る瀬無いですよね。自分も歳を取るごとに「性悪説」な人間になっていると実感します。


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