会社説明会

060612.jpg今日は、番組制作会社・ダイメディアの代表・河野氏が来社。河野氏は私が以前お世話になっていた会社で映像ディレクターとして活躍していた方で、今から約3年ほど前に独立。現在は、大阪の京橋に事務所を構え、数人のスタッフと共にニュース・ドキュメンタリーなどを手がけている。

河野氏の来社目的は、なんと会社説明会の開催。すなわち、大学生向けの会社説明会をコンテクストの事務所で行ったのである。参加者が2人だったとは言え、就職活動でいろんな企業を回っている学生向けに、こんな場所で説明会をしてはドン引きされるのでは…なんて心配していたのだが、河野氏曰く「こういった場所の方がいい」とのこと。「なるほど」と感心してしまった。

編集プロダクションもそうだが、番組制作会社は「人」が中心に成り立っており、普通のサラリーマン気分では到底勤まらない。9時に行って17時に戻る。それを日々繰り返していれば、自分は責任を果たしているという考えは、到底通用しない、厳しい世界なのである。

そんな会社の会社説明会を立派な会議室などを手配して行えば、学生は「普通の会社」と思って入社してしまう。そんな不幸を避けるためにも、10坪にも満たない、狭苦しい事務所を説明会の会場とするのは理に適っているのかもしれない。

comments

 昔、札幌でサラリーマンしていました。
「なぜその会社に入ったか」、というと受付や社内がとてもかっこよいインテリアで統一されていたからです。
入社して半年後には家賃が払えなくなり(札幌の一等地にありました)、郊外にある関連会社ビルに移りました。(もちろん受付嬢は首です)
やはり会社は中身で選ぶものですよね。
今は自分の好きな仕事をしていて幸せですが、昔は(今も?)アホだったと思います。

コメントありがとうございます。
人間もそうでしょうが、会社は外見ではなく中身。ほんと、そう思います。
自分も見てくれだけが立派な会社にはしたくないと常々思います。