| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 |
毎晩、事務所から駅に向かう途中で細い路地裏を通るのだが、その通りで、しばしばネズミにお目にかかる。路地裏は飲食店と飲食店に挟まれており、生ごみの集積所もあるから、ネズミにとっては絶好の棲家なんだろう。その路地裏は、健康そうな黒光りしたゴキブリが横断することも多い。
先日もその路地裏を歩いていたら、まだ子どもと思しき、私の親指くらいしかない小さなネズミがウロウロしていた。思わず「可愛い」と思い手を伸ばしたのだが、ふとそれがネズミであることを思い出し、手を引っ込めた。ネズミは私に構うことなく、建物の隙間へと消えていった。
ネズミは不潔なものの象徴として扱われるが、外見だけ見れば結構愛らしい。「不潔」を決め込んでいるのは私たち人間の固定観念で、人間が都市生活で排出した生ごみを糧とし、人間社会の汚い部分でたくましく生き抜く彼らからみれば、我々こそ「不浄」な生き物なのかもしれない。
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」
ふと、ブルーハーツの「リンダリンダ」を口ずさんでしまった。