2007年08月02日

070802.jpg横綱・朝青龍が、巡業をキャンセルしてモンゴルへ帰国し、現地でサッカーに興じていたことを理由として、2場所出場停止という重い処分を受けた。いや、「重い」というのは私の個人的な感想であって、世間的には「まだ軽い」のかもしれない。とにもかくにも、この「悪たれ横綱」の姿を今年はもう土俵上で見られないのが寂しい。

個人的には、これまでの悪行(?)の数々に対して、大した処分が下されてこなかったのに、今回だけ「2場所出場停止」とは、突飛なほどに重い処分のように思う。ひょっとしたら「一人横綱」を処分することに対し、審議委員会が躊躇していたのかもしれない。今回、白鵬という新横綱が誕生したことで、ここぞとばかりに矛先を向けたのであろう。

昨今、「ズル」と「失言」に対する世間の風辺りは非常に大きい。今回の一件も「ズル休み」を糾弾するもので、世間の風潮を受ける形で処分は厳格なものとなった。政治に目を向けても、「ズル」や「失言」には容赦ない批判が浴びせられている。もちろん、看過すべき問題ではないが、政策という本丸にももう少し目を向ける必要があろう。昔に比べて、世間に「冷静さ」と「おおらかさ」がなくなったように思うのは私だけだろうか。