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「学校で習ったことは社会で役に立たない」なんて話をする人がいる。高等学校で習う奇門・難問などは確かにそうした一面があるかもしれないが、小中学校、特に小学校で習う基礎的な教科は、私たちの日常生活の中で確実に生かされている。足し算や割り算、九九、漢字の読み書き、日本の歴史や地理などの基礎基本が備わっていなければ、仕事のみならず、買い物やレジャーなどの余暇においても充実した毎日を送ることはできない。
小学校の教育課程を見ると、非常によくできているなと感心する。時数が減って体育や音楽、家庭科などの主要教科外の時間が少なくなった点は懸念されるが、各教科で教えるべき内容を一つひとつ細かく見ていくと、計算しつくされた内容精査と配分に感服してしまう。もちろん、専門家が見れば、不十分なところも多々あるのだろうが…。
どうでもいい話だが、先日お気に入りのズボンの裾がほつれ、裁縫道具を持ち出してきて、縫い合わせようとした。…が、やり方がどうにも思い出せない。情けないことに、針の穴に糸を通した後、ズボンを前に途方にくれてしまった。小学校で習ったはずなのに…。主要教科ではないからといって疎かにしていた自分が、今さらながら恨みがましい。