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今年のゴールデンウィークは、たまっていた原稿の執筆に忙殺された日々だった。中でも時間を要したのが、個人情報保護法に関する映像のシナリオ。何しろ、教育をメインテリトリーとしている私にとって、何から何までがチンプンカンプンの領域。そのため、一から解説書を読み込んで、叩き込んだ知識を元に執筆する作業が必要となった。おかげさまで、ここ数日の間にちょっとした「個人情報保護法ハカセ」を名乗れるくらい、本法に詳しくなったと思う。
だが、私の欠点であり特性であるのが、こうして覚えたことを数週間と経たないうちに忘れてしまうことだ。誤解を解いておくが記憶力は決して悪い方ではない。必要なものはきちんと脳味噌のタンスの中にしまわれてある。だが「不要」と脳が認識したものは、間をおかずにゴミ処理場へと運ばれてしまう。昔の話だが、大学入学2ヵ月後には、受験で習った英文法や数学の公式をキレイさっぱり忘れていたくらいだ。
言い換えれば「一夜漬け」でこの世を渡ってきたとでも言おうか。そういえば、「廃棄物処理法」も「廃棄物DBを」を作る夏だけは一瞬「プチ博士」になり、介護保険法も関連する仕事のライティング等が入れば少々は偉そうに語れるほどになる。だが、数週間後には、「個人情報保護法ってどんな法律?」と聞かれても、「…うーん、たいせつな法律。」くらいしか答えられない。自分は常に「最大瞬間風速」で勝負しているんだなと、ほとほと呆れてしまう。