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今日の新聞に、校長先生の一団が台湾当局から「接待」を受けていたとの記事が掲載されていた。「接待」といっても、いわゆる「格安ツアー」に招かれただけの話。これを果たして「接待」と言ってよいものかどうか。別に旅費が全額タダだったわけでも、勤務期間中の旅行だったわけでも、売春ツアーだったわけでもない。単純な「修学旅行誘致」のために、台湾政府が企画した一企画に参加したに過ぎないのだ。
新聞では、これを「校長ら60人『役得』台湾旅行」と題し、一面と社会面を割いて、大々的に報じていた。だが、私は正直「そんなに悪いことなの?」と思ってしまった。今回の旅行によって、60人の校長がすべて台湾を修学旅行先に選定したというならば大問題だが、そういうわけでもない。また旅費が「無料」であれば公務員が接待を受けたことになるが、そういうわけでもない。
確かに「役得」といえば、その通りであろう。だが、世の中にはさまざまな役得が、あちこちに存在するのだ。政治家にも役得があれば、会社経営者にも役得がある。医者にも弁護士にも、そして新聞記者にも役得は少なからず存在する。そんな役得のすべてを糾弾していたら、世の中全員を「役なし」にし、共産主義社会でもしなければならない。