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まったく今さらという感じなのだが、『ダヴィンチ・コード』を読み始めている。盗作騒ぎだの映画化だの世間ではもう次なる動きが出ており、何とも流行遅れだが、本屋に文庫本があるのを見て思わず買ってしまった。まだ、上巻の半分も読んでいないが、噂にたがわぬ面白さである。
実は、この作品が単行本で発売された頃、一度買って読んでみようかと考えた。だが、単行本は電車の中で読むには、少々大きく重たい。混み合う電車のに立ち、片手で持って読むにはなおさらである。「文庫本になるまで待とう…」と思い我慢したのだが、その後すっかり頭の中から忘れ去ってしまっていた。
そういえば、昔は読みたい本は必ず単行本で買っていた。ハードカバーの表紙がカッコいいし、何しろ読みたいものを「文庫本が出るまで待つ」なんて考えられなかったのである。でも、ここ数年は、すっかり「待つ」ことに慣れてしまった。そう考えると、せっかちな性格も少し治ったのかも…なんて、思ったりする。だが、文庫本を待っているうちに読むモチベーションを失ってしまうケースも多い。