2006年02月17日

060217.JPG今週は、計3校の小中学校を訪問。授業やクラブ活動を見せていただいたり、校長先生の話を聞いたりと、慌しい1週間だった。来週は、計4校を訪問する予定。ちょうど『特色ある学校づくり』や『CUE』(いずれも第一法規刊)の取材が佳境に入ったためなのだが、「学校行脚」は実に楽しく、勉強になることが多い。

「一億総教育評論家」と呼ばれるほど、教育については、多くの人たちが多種多様な意見を出し合っている。それは、「教育」がほとんどの国民にとって、自らの実体験で語れる身近なテーマだからに他ならない。だが、実体験という狭い世界観で構築された教育論は、時に独りよがりな私見へと導かれるリスクを孕んでいる。

私自身、過去6年間で数え切れないほどの学校を訪問したが、その過程で嫌というほど、実体験に基づく学校観・教育観が、通用しないことを思い知らされた。もちろん、時が遷り変わったことに伴う「時代間格差」があるのは確かだが、それ以上に強く感じたのは各校の間に横たわる「学校間格差」である。すなわち、AさんがB校で過ごしたか、C校で過ごしたかで、構築される教育観は、大きく異なってくるのである。

もちろん「学校を回らずして教育論を語るな」と言っているワケではない。だが、より説得力のある教育論を提言したいのならば、自らの足で色んな学校を回ってみるべきだと思う。もちろん、学校市場のヒット商品を生む上でも、「学校行脚」は有効であろう。