2006年07月11日

060711.JPG先週末、少々余裕ができたので、近くのレンタル店でDVDを3本ほど借りてきて、映画三昧の日々を送った。そんなこんなで、これから数日間は、その映画批評…なんて立派なものではなく、「感想文」でも綴ってみようと思う。

1本目は、昨年日本の賞を総なめにした「ALWAYS 三丁目の夕日」。昭和33年当時の東京を舞台にした映画だが、ちょうど同じ頃、私の母親が東京で学生生活を送っていたこともあり、感慨深い思いに浸りながら観た。建設中の東京タワーやSL機関車、当時の上野駅などの再現Vの素晴らしさもさることながら、当時の「日本人らしさ」とは何たるかがよく表現され、とても良い映画であった。

映画も半ばを過ぎ、竜之介(吉岡秀隆)が夜遅く帰って来た淳之介をひっぱたくシーンあたりからは、「泣かせる」シーンの連続。ちょっとベタな演出なのかもしれないが、最近すっかり涙脆くなっている私は、とても人には見せられないほどに、ボロンボロンに泣かされてしまった。

この時代の人たちは、もっと自分に素直に、他人に優しく、真っ直ぐに生きていたんだなと、映画を観終わった後に思った。そして、日々人を信じられなくなり、人を傷つけ、変化球ばかり投げながら生きている自分が、少しばかり寂しくなってしまった。