2006年03月17日

060317.jpgもうすぐ新年度を迎えるが、ここ最近、私の周囲では実にさまざまな「動き」が出始めている。長年務めた会社を退職し、新たな夢へと歩み始めた人がいれば、安定的な生活を求めてマンションを購入した人もいる。あるいは、自己実現に向けて海外へと旅立った人もいれば、長年の同棲生活に区切りをつけて結婚を決めた人もいる。そう言えば、うちの新スタッフである井上も、長年の関西生活に別れを告げ、東京での暮らしをスタートした。まさに「転機」の季節である。

私にとっての「転機」は幾つかあったが、やはり大きかったのは、最初の会社を退職したときだったと思う。勤めたのはたかが5年だが、それでも辞めるのはとても勇気が要ることだった。恐らく、勤務期間がもっと長ければ、私のような小心者はその「壁」を乗り越えることが出来なかったんじゃないかと思う。安定した状況が長ければ長いほど、その状態から脱する「壁」は高くなっていくからだ。

だが、いま私の周囲で「動き」始めている人たちは、そんな安住の地を捨て去り、高い壁を乗り越えて、新たな一歩を踏み出した人たちばかりである。その決断に心から敬意を表したい。私自身も、たとえ長くぬるま湯につかっても、自らの強い意思でそこから脱し、「壁」を乗り越えられる人間になりたいと思う。