あなた

ご無沙汰しております。
コンテクスト 前田です。
普段、仕事やら私的な作品作り等で人生のほとんどを費やしていると
言ってもまんざら過言ではない私がなぜか?とあるアーティストのMVの企画を
練っている最中にテレビの番組に目を奪われました。

資料用のDVDを見ようとしてつけたのか? 何なのか? 分かりませんが、
ついていたテレビから聞こえる「3文字のラブレター」というナレーションに
惹きつけられました。
内容は、研究で南極滞在中の夫に送った日本の妻からの3文字の手紙「あなた」だったそうです。
それは、その当時の状況で唯一の手段であったモールス信号で送られてきたそうです。
受信者は、当然 その後に「早く帰って」「元気で」「愛してる」などのいずれか?もしくは
複数の言葉が送られてくると思っていたのですが、実際は何も送られてこなかったそうです。

「あなた」 当時の受信者は、振り返って これはもっとも短いラブレターであったのではないか? この言葉は、後に続く多くの思いを想像させる。と語っていました。

さて
このメッセージを送った女性は、何を思い、何を考えて送ったのでしょうか?
研究での南極滞在は、短くても半年、、長ければ数年にもおよぶ間
彼女は一人冷たい布団の中でうっすらと涙をうかべていたのかもしれません。
彼女の送った「あなた」という3文字には何がこめられていたのでしょうか?

私たちは、多くの物事を自らの都合の良いように受け取り、解釈する傾向があります。
それは、悪くないことだし、無駄にマイナスに考えて物や他人に八つ当たりや危害を
加える可能性を考えれば賞賛されるべきこととも思います。
しかし、私は分からないなりに残した人や送ってくれた人、つまり前所有者に対して
責任を持つ必要があります。

ここに私が2006年帰国後に作った作品である「東京蒼景」をのせておきます。
もし、良かったらご覧ください。 
http://www.netmovie-fes.jp/2008/jpn/general/MG001032.html
(もしよろしければ、上記リンク先で投票いただければ光栄に思います。 最後は宣伝になってしまい、すいません。)

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