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澤田です。気がつけば、「音楽の話」カテゴリーには、1つしか記事をエントリーしていませんでした・・・。なので久しぶりに音楽関連のことについて書いてみたいと思います。
最近、とある理由から池袋にある音楽スタジオに通うようになりました。(といっても実は1回しか行っていないのですが…)私の家には、大学に入ったばかりの頃に貯蓄の全てを費やして購入した電子ピアノがあるのですが、半年ほど前からガタがきはじめ、現在はほとんど使えなくなってしまいました。なので新しいピアノ、それも電子ではなくアコースティックのものを購入したいところですが、資金&場所がないという理由から、目途は全く立っていません。家でピアノを弾けなくなることは、私にとってかなりツライことで、代わりにハーモニカなぞを吹いてもみましたが、大学の新入生歓迎コンパで「鼻にスプーンを突っ込んで踊る知り合って2日目の男の後ろで体を左右に揺らしながらハーモニカで『ふるさと』を奏でる」という一発芸をカマした結果、その後3ヶ月間友人に恵まれなかったという苦い経験を思い出し、やめました。
そんなこんなで池袋のスタジオにあるピアノ練習室を借りて、己のピアノ欲を満たしているわけですが、ここが誠に素晴らしい。『NOAH』(ノア)というスタジオなのですが、24時間営業で、店内は清潔だし、防音環境も整っていて、部屋数も多く、何より値段がお手頃なのです。ナイトパックがあって、深夜11:30~5:30までの間なら、1時間750円でスタジオが使用できるのです。眠気さえ我慢すれば、申し分のない設備環境といえるでしょう。
しかしそんな中でも別格に高い値段を誇るのが、名器『STEINWAY』シリーズの置いてある3stRoom。STEINWAYは、“神々の楽器”と評されるほど優れた性能を持つピアノで、調律や演奏の技術・意図によってあらゆる音色を再現できると言われています。そんな伝説化されたピアノを、私は今までに一度だけ弾いたことがあります。残響効果や反響のせいもあるでしようが、音のひとつひとつがとても立体的で、柔らかく、全身の毛穴から音の粒子が沁み込んでくるような感覚を覚えました。なんだか美容にも良さそうです。
これからせっせと仕事に励みながらピアノを続けて、いつか古民家の広い一室でSTEINWAYを気兼ねなく弾くことができたらいいなぁと、妄想だけしてみます。
澤田です。今日は音楽の話をしたいと思います。その前に少し、個人的な音楽活動の変遷について紹介させていただくと、5歳ごろよりピアノを習い始め、15歳の頃から独学で作曲を開始。今はクラシック音楽の作曲家に師事し、和声学という音楽理論について勉強をしています。
《↑ドラえもんと一緒でちょっと嬉しい》
で、タイトルの『ポリフォニー』とは何か??
無理やり一言で説明すれば、“それぞれの声部が同等に独立した旋律によって進行する多声的な音楽”のことを指します。(説明ベタですみません…。)和声学上、ハーモニーとは『ソプラノ』『アルト』『テノール』『バス』の4つの声部が重なることによって生まれますが、ポリフォニックな音楽とは、それら4つの声部が、各自に独立したメロディを奏でており、それが重なり合うことで生まれたハーモニーが、一つの巨大な音楽として進行していくのです。なんだかこう書くと壮大な感じがしますね~。
ポリフォニー的な音楽進行は、主にクラシック音楽やアフリカの民族音楽に多数見受けられます。ある民族音楽学者が書いた本には、熱帯のジャングルに住まう民族が奏でる音楽について、「元々は素朴だが非常にポリフォニックだった音楽が、先進国によって植民地化された途端、独自性を失いモノフォニー的(ポリフォニーの対義語で、単独の旋律のみによって進行していく音楽のこと)になってしまった」との記述もなされています。民族音楽の構造は、その国の文化や思想を敏感に反映しているのかもしれませんね。
このような『ポリフォニー』についての考察は、小説や絵画などの芸術分野に限らず、例えば会社など実際の共同体についても応用できるような気がします。個人的には『会社のため』というモノフォニー的価値観によって行動するよりも、まず個々が『自分のため』に興味のあることに没頭し、それを共同体としてビジネスに昇華させていく方が、「おもしろいなぁ」と思ってしまいます。この考え、甘いですかね…甘そうですね…。しかし入社して約2ヶ月、そんな鳥肌の立つくらい甘ったるい思考を持つ私が、一度も不自由感を感じたことがないのは、きっとコンテクストという共同体がポリフォニックに機能しており、なおかつ我が社長・佐藤のマエストロとしての手腕がとっても優れているからでしょう、と、最後にちゃっかりヨイショしつつ今日はこのへんで終わりにしときます。