デジタルネイティブ

11月も半ば、ちょっと前まで蒸し暑すぎて大変だったのに、
今となっては電気毛布が必須。
皆様いかがおすごしでしょうか。

さて、私には最近気になるカタカナ用語があります。
その語はズバリ、「デジタルネイティブ」。

おおよその意味は、”物心ついたときからデジタル環境(パソコン・ケータイのネットワーク)が身の回りにあり、それを当たり前のように使っている世代”のこと。だいたい16歳未満の子供たちを指すらしいですが、”生まれたときからインターネットがある世代(18~25歳未満)”と書かれている記事もあったりして定義がはっきりしていないようですが、ざっくりそのようなイメージです。
(ちなみに18~25歳と幅があるのは、ネットワークの誕生を「TCP/IP の仕様の定義」とするか、「WWW システムの確立」とするかの違いだそうです。なるほどー。)

おそらく「もっとこれからのひと」は、アナログを使わないのではなく、知らないという状態になります。
言葉どおり、デジタルがネイティブ。
音楽や本・漫画は普通ネットからダウンロード。(彼ら曰く、「CD?何それ?」)
カード決済にも全く抵抗がなく、あたりまえにネットオークションで売り買い。必要がなくなれば売ることを前提に購入する。(まず買ってみてダメなら売る。あまり所有欲がないということでしょうか?)
ご近所の人とは話したことないけれど、地球上にネット上の知り合いがたくさんいる。ネットで知り合って現実の友達や恋人になるケースもよくある。(物理的にどこにいるかということが、あまり関係なくなるということでしょうか?)

大学時代の哲学の教授が、「やがて世界は地球村になる」とおっしゃっていました。
彼らはそのプロセスのひとつを担っているのかもしれません。
行く先は幸せだけではないと思いますが…できるところまでみてみたいものです。

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NHKの特集サイトで、「デジタルネイティブ度」をチェックできます。
http://www.nhk.or.jp/digitalnative/
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