第三、見牛。

usinohako.jpg自分の席から見える棚の上に、見慣れない箱を見つける。なんとなく、牛柄っぽい。一体何が入っているのか? 

牛といえば、先日ひょんなことから禅の「十牛図」の挿絵と再会した。かなり深い意味があるようで、なんでもないような、不思議で、あたりまえな話。超簡略化すると、あるひとが何かを象徴した”牛”を探しもとめ、手に入れ、連れ帰り、なぜか一体化して、何もなくなって、いつしか全部忘れてただ生活しているひとがいる、というような流れ。

牛つながりの世界観。半年前ややニートな生活をしていたとき、マイナーなSFCのゲーム「サンサーラ・ナーガ」のGBA版を懐かしさで買って、そのべこ(牛)だらけのインドな世界で何時間かを過ごした。最近原作者が「GHOST IN THE SHELL」「イノセンス」の押井守だと知る。さすが。

写真の、棚の上の箱に戻る。そういえば、その箱の一番近くに席がある林さんと、コンテクスト代表の佐藤さんがはじめて一緒に手がけた仕事は”ミルクランド”だという。(→http://alic.lin.go.jp/milkland/) と、いうことはもしかしたら、大小さまざまなモーブロック(※注1)がぎっしり詰まっているのかも…!近くの椅子を脚立にして棚の上の牛の箱に手を伸ばすと、誤って箱を落としてしまい、中から…!!(夢の続きはいかに?)

…そんな妄想は、ミルクランドの創造主・林先生によってあっけなく否定されてしまい、あふれだすはずの空想上の牛たちはみんなどこかに行ってしまいました。(どうやら現実は、本間さんあての荷物の空き箱だったらしい。) おしまい。
※注1:モーブロック(詳細はミルクランドのキャラクター紹介ページへ♪)
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comments

モー想を砕いてモーし訳ありませんでした…。
でもそういえば、彼はあの箱から生まれたのです。ホンマさんに聞いてみて下さい。

「この会社は、農場で生まれたことを示す、独特な牛模様の箱を導入した 1991 年、全米で賞賛を受けました。」(Gateway会社概要より引用) なるほど~!牛の箱で賞賛。素敵な会社です。(そして、”Vista=牛の箱”という構図の間違いにやっと気づきました。今Vistaを買えば牛の箱がついてくるかと…)

林さん、牛妄想は、「夢だけど、夢じゃなかった!」(トトロ姉妹風に)って感じですね☆

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