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先日、あるクライアントさんと「展示会のパネル制作」について打合せをしたときの話です。
そのパネルは、小学生から大人まで幅広い人が見るモノなのですが、難しい漢字にルビ(ふりがな)を振るかどうかで、ちょっとした議論になりました。
「小学生が見るのだから、より多くの漢字にルビを振った方がよい」という意見がある一方で、「あまりルビだらけになると、大人は馬鹿にされたように気分になるのでは」との意見もありました。
これは本づくりやWebサイト制作にも共通した問題で、「日本語のユニバーサルデザイン化」は実に難しいものです。
ただ、最近はお気づきの方もいるかもしれませんが、日本語にルビが振られたり、漢字が平仮名表記になったりしているケースが増えています。
新聞や雑誌などを見ても、昔は漢字で書いていた言葉が、平仮名で表記されている例を比較的簡単に見つけることができます。
理由はさまざまなですが、指摘の一つに「日本人の漢字能力の低下」があります。すなわち、若者を中心に難しい漢字を読めない人が増えているというのです。
背景には、パソコン・携帯電話の普及や「ゆとり教育」の影響があるのでしょうが、字幕を付ければ付けるほど、読めない人が増えるというジレンマもあり、実に難しい問題です。
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