通知表楽々作成ツール

学校の教室.jpg佐藤です。
いよいよ夏本番といった感じで暑くなってきました。

学期末を迎え、学校現場は慌ただしくなってきているようです。この時期、特に大変なのが通知表の作成です。全員の成績などを見返し、一人ひとりの学びの記録などと照らし合わせながら、40人近い子どもの評価を付けていく作業は、とても大変です。

中でも大変なのが“所見欄”の記入です。一人ひとりの性格や特徴、個性などを押さえ、的確な言葉で、短く記さなければならないわけで、記入に苦労している先生方も少なくないことでしょう。

「Teachers Online」では、そうした先生方のお役立ちコンテンツとして、「通知表楽々作成ツール」を公開しています。

”通知表所見欄楽々作成ツール”
http://www.teachers-online.jp/report/

学年別に、「教科・場面」や子どもの「性格・能力」などをチェックし「検索」をすると、該当する文例が多数出てくるというコンテンツです。すでに何人かの先生にテストしていただきましたが、有用性が高く、便利なツールだとご好評いただきました。有料コンテンツではありますが、学期末のお忙しいこの時期、ぜひお役立ていただければ幸いです。

学級通信の文例もそうですが、サイトの「文例」を活用することの是非を問う人もいます。もちろん、私自身も、全国の学校の先生方がこれらの文例をそのままコピーし、子どもや保護者に発信しているようであれば、確かに複雑な思いがします。

でも、実際にそうした使い方をしている先生は、ほとんどいません。学級の実態、子どもの実態、保護者の実態にあわせて、書き換えたり、付け加えたりしながら利用している方がほとんどです。

通知表も同様で、検索して表示された文例は、あくまでも“例”の一つに過ぎず、そのまま書き写している先生は、おそらく皆無に近いことでしょう。

「こんな子どもなんだけど、気の利いた表現はないかな・・・」と考えている時に、「なるほど!」と思える表現、褒め言葉などが出てくる、そんな手引きとして本ツールをご活用いただければと考えております。

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.con-text.co.jp/mt/mt-tb.cgi/22

comment submit

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)