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佐藤です。
「これ、メモっておくように」
「はい、メモるようにします」
こうした言葉は、もはや日常的に使われていますが、この「名詞」+「る」で作られる動詞は、おそらく1970年代くらいに登場した造語だと思います。最近は、この同類が増殖しているようで、例えば次のようなものが挙げられます。
事故る(事故を起こす)
トラブる(トラブルになる))
ミスる(ミスする)
パニクる(パニックになる)
上記は、「事故った」「トラブった」など、主に「やっちまった」系の言葉で、私の記憶が確かなら、80年代くらいから使われ出したように思います。「事故を起こした」「トラブルを起こした」など、ストレートに口に出すのが少々はばかられることを、少々冗談ぽくやわらかく伝えたい時などに、重宝する言葉かもしれません。
90年代からは、次のような言葉も生まれてきました。
ハモる(カラオケで裏パートを歌う)
バグる(パソコンがバグを起こす)
コピる(パソコンでコピーする)
コンピュータ用語にはこの手の造語が多いですが、これもウインドウズ95が登場し、パソコンが一般に広く普及したことの証なのかもしれません。
また、2000年代に入ってからは、こんな言葉も使われるようになりました。・・・というか、なったそうです。
告る(告白する)
デコる(メールなどをデコレーションする)
ボコる(人を殴ってボコボコにする)
上記三つは、さすがに私は使いません。おそらく、自然に使えるのは20代の人だけでしょう。
今後はどんな「○○」+「る」が出てくるのやら・・・。
ちなみに、うちの会社では今後、上司をからかったり、いじめたりすることを「前田る」と呼ぶことにしようかと思っています。皆さん、あまり前田らないように。(笑)
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