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澤田です。
今日は、以前通っていた講座で聞いて面白かった話を少し。
世に流通している雑誌には、必ず「ターゲット」と「コンセプト」が存在しています。その際たるものが『an・an』や『mina』『vivi』などの「女性誌」。聞けば、12歳~60歳まで、3歳ごとにターゲットが特定され、雑誌が分化しているのだとか。また同じ年代をターゲットにした雑誌でも、「ギャル系」や「お嬢系」など、目指すタイプ別にそれぞれ特化した雑誌が必ず存在しているというのですから、すごい世界です。
ところで各雑誌には、それぞれ「裏ターゲット&コンセプト」なるものが存在していることは、ご存じでしょうか?
この「裏ターゲット&コンセプト」、「表ターゲット&コンセプト」が年齢や「~系」といった属性をカテゴライズしているのに対し、非常に具体的な人物像を設定しているのが特徴のようです。例えば、某漫画雑誌の裏ターゲット&コンセプトは「工業高校中退者」。つまり工業高校を中退した人が共感したり面白いと思う基準で誌面づくりをしているということなのですが、納得できるようなできないような。。。(ちなみに私もこの漫画雑誌は好きでよく読んでます)。また、この話をしてくれた編集長が作っているエンターテイメント雑誌「TOKYO☆1週間」のターゲットは、「『vivi』を読んでいる女子とその彼氏」なのだとか。20代前半で、どちらかといえば派手なことや華やかなことが好きで、ある程度自由に使えるお金と時間を持っているOLが彼氏を誘って行きたくなるようなスポット&イベントを紹介している、といったところでしょうか。。。
ここまで厳密ではなくとも、ある程度ターゲットやコンセプトを特定の人物に狭めて考えることは、コンテンツの軸を強固にするためにも有効な手法だと感じました。これだけ情報が氾濫している時代、一点突破が重要ということでしょうか。
ところで、「TeachersOnline‐先生のミカタウェブ」で公開している「学校版クレーム対応ゲーム」にも、実は「スーパーファミコン世代」という裏ターゲット&コンセプトが存在しています。まぁ私がスーパーファミコン好きという、ただそれだけの話なのですが……。
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