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こんにちは、澤田です。
先週の水曜日より、弊社が運営している「TeachersOnline-先生のミカタウェブ」のサイト上にて、「学校版クレーム対応ゲーム『わかり合える日のために』」の第2弾が公開となりました。
本ゲームは、保護者から学校に寄せられる要求やクレームに対して、適切な対応や回答を行なうためのポイントを学ぶことができるアドベンチャーゲームとなっています。プレーヤーは、主人公である新人教師:松坂健太が保護者と和解できるよう、ストーリー上にちりばめられた情報を読み解きながら、問題の解決にあたっていきます。
今回のテーマは、
1:「学校側の初期対応の重要性」
2:「保護者の相談が無理難題要求(イチャモン)化していく過程」
3:「イチャモンによる子どもの精神的ダメージ」
の3つ。
担任(松坂)の指導力に不安を感じた保護者から「授業の様子をビデオ撮影してチェックさせてください!」といった無理難題要求が寄せられます。松坂は保護者を説得するために情報収集に乗り出しますが、そこには意外な事実が……!?
前回のゲームでは、学校側に突然寄せられたクレームに対して、どのような対応を行う必要があるのかを解説していますが、今回は学校側の初期対応のまずさから保護者との関係性がこじれてしまったケースを取り上げています。そのためゲームのシステムも、前回の「選択回答形式」から刷新。さまざまな人物から情報を集めて、担任の初期対応のまずさや保護者の家庭の背景にある事情、孤立していく子どもの心理など、多角的な側面から問題の真相に迫っていきます。
また、物語の途中、キーアイテムとして入手する「保護者対応研修用DVD」では、「イチャモン研究」の第一人者である大阪大学大学院人間科学研究科の小野田正利教授が実写で登場。問題を解決するための具体的手段や指針を示してくれます。
前回制作させていただいたときにも感じたことですが、保護者対応は千差万別であり、決してマニュアル的な対応によってすべての事例が解決するわけではありません。それだけに、「保護者の要求の背景にある事情は何なのか」「学校側は子どもがよりよい教育を受けられるために、どのような関係性を保護者と築いていくべきなのか」、そういったことを一つ一つ考え、さまざまな人の話を聞き、情報を集めていこうとする姿勢の大切さを、本ゲームを通じて感じ取っていただけたら幸いです。
ゲーム時間は正味30分間と、フラッシュゲームにしてはかなりボリュームがありますので、お時間のあるときにぜひプレイしてみてください!
学校版クレーム対応ゲーム『わかり合える日のために』第2弾
「先生の指導力に疑問を感じます。授業の様子をビデオ撮影してチェックさせてください!」
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