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佐藤です。
すべての名前には、必ず由来があります。人の名前にも、物の名称にも、動物や植物の学術名にも、そして山や川の名称にも、必ず由来があり、その多くには思わず「なるほど」と唸らされる“物語”があります。
例えば、キューバの革命家チェゲバラの「チェ」の由来、千葉県の袖ヶ浦市の「袖」の意味、オーストラリアの動物「カンガルー」の由来、大阪の清涼飲料メーカー「サンガリア」の原語などは、実に興味深いものがあります。いずれもWikiなどで調べればすぐに出てくるので、ぜひ確認をしてみてください。
そんな中でも、最近気になるのが、東京の地名です。例えば、東京で「谷」と付く地名(渋谷、市ヶ谷、雑司ヶ谷など)は、ほとんどが土地の低い所にあり、「山」とつく地名(青山、代官山など)は、土地の高い所にあります。
当たり前といえば当たり前ですが、東京という街をJRや地下鉄で移動する限り、こうした起伏を肌で感じる場面は殆どありません。私の場合、最近都内を自転車で移動するケースが増えたことから、こうした地名の存在感(?)を感じるようになってきました。
そんな中でも、一つだけ解せないのは「四谷」です。ここだけは、周囲と比べても土地が低いわけではなく、「谷」というよりは「丘」であり「山」といった地理的環境にあります。
周囲に四つの谷があるから「四谷」となったとか、いろんな説があるようですが、気が付けば多くの人がその土地を「四谷」と呼ぶようになっていたというのが真相のようです。名前とは、本来そういうものかもしれません。
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