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私には、何人か同業者の社長さんがいるが、その中にはいわゆる「二代目」もいる。ちょっとした偏見かもしれないが、「二代目」はどことなく「品」が良い。流行の言葉で言えば「品格」がある。温かな笑みをたくわえながら、いつも悠然と構えている。そんなイメージがする。それは一体何故なのだろうか。
「二代目」の場合、社長になった時点で、会社がある程度の規模に達しているケースが多い。そのため、「一代目」のように会社の規模拡大を至上命題に掲げ、がめつく仕事を求めたり、社員のけつを引っぱたく必要性は少ない。そうした背景が、独特な「品格」を生むのかもしれない。一方で「一代目」はどことなく老獪というか狡猾というか、ハッタリやタテマエを上手に使い分け、泥臭く世の中を猛進しているように見える。
だが、そんながめつさや老獪さも、一つの会社を離陸させる上では仕方がないことなんだろう。最近、めっきり「品格」を失っている私。ちょっと、自らにそんな言い訳をしてみる。
※写真はお気に入りのラーメン屋「二代目つじ田」。記事と関係なくてすみません…。